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H7N9型親子感染 山東省で2人目

2013年04月30日

 

【新唐人2013年4月30日付ニュース】鳥インフルエンザが広がり続けています。29日、上海で新たに一人が死亡しました。当局の発表では、上海のH7N9型鳥インフルエンザによる死亡者はこれで13人目です。28日、山東省でも新たな感染症例が確認されました。患者は4歳の男児で、父親は山東省で一人目のH7N9型感染者でした。中国共産党政府の疫病発生状況を隠ぺいする慣例を鑑みると、実際の状況は更に深刻なものと予想されます。
 
山東省棗荘市中区在住のこの4歳の男児は、27日に突然発熱。翌日、実験室の検査結果と臨床の症状などからH7N9型鳥インフルエンザと診断されました。今のところ、病院で治療中で、状態は安定しているとのことです。
 
男児の父親は今年36歳の張さん。建築材料の問屋を営んでいます。22日、検査でH7N9型鳥インフルエンザウィルスの陽性反応が出たため、23日に中国疾病予防制御センターからH7N9型に感染していると診断されました。山東省では、合わせて2人のH7N9型感染症例が報告されています。
 
今回の親子感染について、二人とも鳥類と接触したのか、それともヒト間感染なのかはまだわかっていません。
 
福建省衛生庁も28日、新たに80歳の老人の感染が確認され、危険な状態だと伝えています。福建省の感染者もこれで2人になりました。この老人と密接に接触した人数は33人。当局は、今のところこれらの人びとに異常はみられないと伝えています。
 
地方衛生部門によると、28日の一日で、浙江省、江西省、山東省、福建省の4省から新たに5例の感染が報告されたとのことです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
 
 

 

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